緑内障の治療薬の一覧と使い分け|患者さんへの説明の仕方など

緑内障の点眼治療薬について、一覧と使い分け、患者さんへの説明などについてまとめました。

緑内障の治療薬一覧

近年、主に使われる緑内障の点眼治療薬の一覧は以下の通りです。

分類 成分名(一般名) 主な製品名
交感神経遮断薬 ベタキソロール(β1) ベトプティック
カルテオロール(β) ミケラン
チモロール(β) チモプトール
レボブノロール(β) ミロル
ニプラジロール(α1・β) ハイパジール
ブナゾシン(α1) デタントール
プロスタグランジン関連薬 イソプロピルウノプロストン レスキュラ
ラタノプロスト キサラタン
トラボプロスト トラバタンズ
タフルプロスト タプロス
ビマトプロスト ルミガン
炭酸脱水酵素阻害薬 ドルゾラミド トルソプト
ブリンゾラミド エイゾプト
副交感神経刺激薬 ピロカルピン サンピロ
交感神経刺激薬 ジピベフリン(非選択) ピバレフリン
ブリモニジン(α2) アイファガン
Rhoキナーゼ阻害薬 リパスジル グラナテック
配合剤 ラタノプロスト/チモロール ザラカム
トラボプロスト/チモロール デュオトラバ
タフルプロスト/チモロール タプコム
ラタノプロスト/カルテオロール ミケルナ
ドルゾラミド/チモロール コソプト
ブリンゾラミド/チモロール アゾルガ

緑内障の治療薬の作用機序と患者さんへの説明

交感神経遮断薬は主に毛様体のβ遮断による房水産生の抑制によるもの。α1遮断によるものは、ぶどう膜強膜流出路(副経路)を介した房水流出促進。患者さんへの説明は、眼圧を上げる液体を作り難くするなど。

プロスタグランジン関連薬はぶどう膜強膜流出路からの房水流出促進。患者さんへの説明は、眼圧を上げる液体を外に出しやすくするなど。

炭酸脱水酵素阻害薬は毛様体の炭酸脱水酵素を阻害し、ナトリウムの液輸送を低下させ、房水産生を抑制する。患者さんへの説明は、眼圧を上げる液体を作り難くするなど。

副交感神経刺激薬は毛様体筋を収縮させて、縮瞳にし、線維柱帯を広げることにより房水流出を促進。患者さんへの説明は、眼圧を上げる液体を外に出しやすくするなど。

交感神経刺激薬は、α受容体刺激により房水産生の抑制、線維柱帯のβ受容体刺激による房水流出の促進。α2刺激にはぶどう膜強膜流出路を介した房水流出促進の作用もある。患者さんへの説明は、眼圧を上げる液体を外に出しやすくするなど。

Rhoキナーゼ阻害薬は線維柱帯細胞、細胞外マトリクス、シュレム菅内皮細胞に作用し、房水流出抵抗を減少させる。患者さんへの説明は、眼圧を上げる液体が出にくくなることを改善するなど。

緑内障治療薬の使い分け

第一選択としてはプロスタグランジン関連薬やβ遮断薬などの交感神経遮断薬が多く用いられており、炭酸脱水酵素阻害薬もしばしば併用で用いられる。必然的のこれらの併用薬も多い。

ピロカルピンは緑内障治療ではあまり積極的には用いられなくなっている。

交感神経刺激薬のジピベフリンやブリモニジンは他の薬で効果がない時などが登場の機会が多い。

Rhoキナーゼ阻害薬のリパスジルも原則他の治療薬で効果が不十分な場合となる。

調剤報酬改定2020の詳細は薬剤師ポータルサイトでも

2020年4月から新しい調剤報酬がスタートとなります。

より詳細な情報を確認したい場合は薬剤師のポータルサイトなどでわかりやすく解説しています。

大手の薬剤師ポータルサイトだと以下の2種類が有名どころです。

m3.com:エムスリー株式会社が運営
日経DI:株式会社 日経BPが運営

どちらも会員登録をすると基本は無料で利用できますので両方に登録するのがおすすめです。

m3.comは業界ニュースの他にも、薬剤師掲示板の機能があり、個々の加算の具体例や、現場の薬剤師が疑問に思うことなどが日々議論されています。

閲覧だけでも勉強になりますが、もちろん自分で質問をして回答をもらうこともできます。

日経DIも業界ニュースが読みやすい形で配信されています。薬剤師掲示板の機能はありませんが、処方薬辞典などこちらも使いやすいコンテンツが無料で使えます。

m3.comで登録する情報>
・好きなログインID、パスワード、氏名、生年月日、性別、メールアドレス
・医療資格(「薬剤師」を選択)
・勤務先名と都道府県

日経DIで登録する情報>
・メールアドレス、パスワード、氏名、生年月日、性別
・医療資格(「薬剤師」を選択)
・勤務先名、住所、連絡先
・国家資格取得年 等

どちらも無料で簡単に登録できるので試してみてください。

m3.comの登録ページはこちら

日経DIの登録ページはこちら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする