アレジオンLXが発売|LXの意味は?薬価や発売日、コンタクトの可否、従来品との違いなどの特徴

13 眼科

アレジオンLXが2019年11月に発売となりました。LXの意味や薬価、防腐剤とコンタクトの可否、従来品のアレジオン点眼との違いなどを確認していきます。

アレジオンLXの発売日は2019年11月27日|投与制限はなし

アレジオンLXが発売されましたね。発売日は2019年の11月27日。

薬価収載日も2019年11月27日であり、薬価収載と同時に発売というケースです。

ちなみに新薬の「発売1年は14日分まで」という投与制限はありません。まぁ従来からアレジオン点眼はありますし、新成分ではありませんからね。

❕付録:薬剤師クイズ 〜疑義照会が必要かも〜❕

70代男性、以下の継続処方あり。

Rp.1)ジャヌビア50mg 1錠
分1 朝食後     30日分
Rp.2)アジレクト1mg 1錠
分1 朝食後     30日分
Rp.3)アミティーザ24μg 2cap
分2 朝夕食後    30日分

主訴)
・便秘はまだ続いている。薬続けて様子みるよ。
・腰も痛い状態が続いてて、整形で痛み止めのカプセルが追加になった。
・最近トイレに起きる回数が多くて。尿が出るのも少し時間がかかるかな。

上記の患者さんで疑義照会が必要な可能性があります。

アレジオンLXの意味は

アレジオンLXの「LX」は「Lasting extend」らしいです。

造語とのことで、効果をさらに長く引き伸ばす“持続性”を意味している、とのこと(アレジオンLX点眼液0.1% インビューフォーム)。

納得できるようなできないような、、、単純に「L」だけとかじゃだめだったのか。。。まぁとりあえず持続性を意味しているとだけ覚えとけば良さそう。

アレジオンLXの薬価

アレジオンLX点眼液0.1%の薬価ですが、発売時点で712.6円となっています(かんじゃさんの薬箱)。

これは従来品のアレジオン点眼液0.05% の薬価:356.3円を単純に2倍にした薬価ですね。

まぁ、用法用量的には従来品と比べてちょうど2倍長く使えるはずだから妥当といえば妥当ですが、お得感は特にないですね。

アレジオンLXはコンタクト併用可|防腐剤フリー

アレジオンLXも従来のアレジオン点眼と同様に防腐剤フリーとなります(田辺三菱製薬リリース)。

したがって、こちらもコンタクトレンズは装着しまま使用することが可能。

アレジオンLX特徴と従来のアレジオンとの違い

さて、ここが今回一番整理しておきたいところですね。

アレジオンLXと従来のアレジオン点眼との違い。

まずは成分の濃度。LXは0.1%で従来品は0.05%。アレジオンLXのほうが2倍濃度があるわけです。

そのため、用法が1日2回でOKとのこと。従来品は1日4回ですからその半分ですね。濃度が2倍だから使用回数は半分。わかりやすいですが、薬剤師からするとそんな単純だと逆に疑わしい、、、という感想もありますよね。一応1日2回の臨床試験を通しているみたいなので根拠もあるようですが。

薬価は前述のとおり、ジャスト2倍。

持続時間として参考になるのは、インタビューフォームのラット結膜組織移行試験で、LXの0.1%濃度だと8時間後も定量可能な濃度、従来品の0.05%だと4時間までが定量でき、8時間後は定量下限未満となっているとのこと。まぁやはり持続性は上がるようですね。

アレジオンLX点眼液0.1% アレジオン点眼液0.05%
用法 1日2回 1日4回
薬価 712.6円 356.3円
コンタクト

製剤的な改良はなし?

前述までの内容では、薬剤師だと少しがっくり、という印象ではないでしょうか。

正直、製剤的な改良とか改善はあまり感じないですよね。名称を変更している新薬なんだから単純に濃度を2倍にしたこと以外のプラスアルファを期待してしまうところです。

ミクスonlineの記事などをみると、「薬剤の眼組織への移行量を高め、持続性を向上することで」との記載があって(ミクスonline)、何か製剤的な改良されているのではないか、と期待してましたが、インタビューフォームをみる限りはどうも濃度を高めただけのような感じですね。もし私の理解が間違ってたら教えてください。

しかし、このように濃度を高めるだけで良いなら、他のパタノールとかリボスチンとかも応用できるのではと思ってしまいますよね。薬局側からすると在庫圧迫の要因にしかならない気もするので、せめて従来品を発売中止にするほうが良かったとも思ったり。。。

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