薬局の勤務時間が長くて辛い|平均はどのくらい?対処法は?

1. 転職・職場

薬局の勤務時間が長くて辛いと感じる薬剤師の方も多いかと思います。

平均の勤務時間や、長い拘束時間への対処法を考えてみました。

薬局の勤務時間は平均はどのくらい

現在は色々な営業時間の薬局が増えていますが、以前の一般的な薬局の営業時間は朝が9:00〜で夜が18:00〜19:00くらいで閉局する薬局が圧倒的な多数派でした。

昼休みも店舗によって様々ですが、長ければ2時間とる薬局もありますし、労働基準法の観点から、1日8時間を超える場合は1時間以上の休憩が必要となるため、短くても1時間とっているはずです。

土曜日開局している薬局も13:00くらいで閉局する薬局も多くあります。

1週間の勤務時間を40時間とし、週休2日が守られていると仮定すれば、上記の内容から残業時間が10時間を超えることは多くないでしょう。

このような点から、月の残業が10時間を超えているような場合は、残業が多いと判断して良いでしょう。

勤務時間を短くする対処法は?

勤務時間を短くする対処法は、薬局や立場によっても様々ですが、ここでは管理薬剤師や比較的薬局内で上級職の立場の場合と、普通の勤務薬剤師の場合とで考えていきたいと思います。

管理薬剤師、上級職の薬剤師の場合

勤務時間が長くなることに関して、人員不足が原因の場合は、本部や人事権のある人物にはたらきかけ、人員補充の対応をしてもらうことも考慮しましょう。

また、そもそもの原因として薬局の開局時間に無理があるような場合も、同様に訴える必要があるでしょう。

部下となる同僚に仕事を振れていないことが原因である場合もあります。このパターンの場合は、最初は失敗が重なるかもしれませんが、思い切って仕事を任せてみるのも一つのやり方と言えます。

部下となる同僚の知識やスキルに問題がある場合は、それらを改善することも必要応じて実施していく必要があります。

いずれにしても即効性がある対処法は多くありません。根気強く行うことが求められます。

勤務薬剤師の場合

管理薬剤師や上司の薬剤師に、現状の大変さを訴える必要があります。

管理薬剤師や上司の薬剤師が現状を知った上で、変える気がない可能性もあります。その場合は、さらに上の本部や、人事権がある人に相談するのもてですが、現状の職場との関係がこじれて、居づらくなる可能性がある点はあらかじめ考慮しておく必要があります。

勤務時間が長くなる理由が自分の知識やスキルが不足していることが原因である場合は、毎日少しずつでも改善していけるよう、継続して努力していきましょう。

つらい勤務時間の場合は業界の情報収集を

勤務時間が長く辛い場合は、今の自分の状況が業界の一般的な勤務時間と比較してどの程度であるか、知ることも重要です。

そのためには、薬剤師の求人サイトを利用するのが良いでしょう。

求人サイトなので転職情報が提供されますが、その勤務時間と比較し、今の状況が正常なのかを比較することができます。

もし、あまりに自分の勤務時間が大変と判断できる場合は、転職を検討するようにしましょう。

前述で紹介した対処法は、即効性があるものとは言えず、職場が変わらなければ根本的な解決は望めないかもしれません。

一方で転職をすると、勤務時間に関しては、驚くほど変わるケースがあります。

まずは、転職ありきでなく、業界の情報を集める目的で求人サイトを利用し、場合によっては実際に転職をする、という使い方が良いでしょう。

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