薬局の人間関係が最悪で辛い|薬剤師の職場の悩みと改善策と対処法

1. 転職・職場

薬局の人間関係が辛い。。。

私も感じることがあります。その理由、要因、改善策と対処法をあげてみました。

薬局の人間関係が最悪になる理由

考える意味があるのかわかりませんが、考えました。

なんで人間関係が悪くなるのか。最悪になるのか。

数多くの要因があるかと思いますが、以下の4つは比較的、原因になりうる要素だと思います。

①女性が多いから
②職場の人数が少ないから
③役割分担がはっきりしていない、不公平
④問題児がいる

①については、すみません、差別と言われても仕方ない理由ですね。

でも、共感する人も多いのではないでしょうか。

女性の方は仲が良いととことん仲が良く、職場でも相乗効果を生んでくれたりしますよね。

しかし、一回関係がこじれるとなかなか修復は難しいというケースを何回か目撃しました。必要な会話もなかなかせず、誰かを介して会話をするみたいな。。。

男性が1人いたりするとまた変わってきたりするもの見たりしましたが、なかなか女性が多い職場というのは難しい点があるのだと実感しました。

②に関してですが、大学病院前の大規模な薬局とかは別にして、大抵10人以下のスタッフで構成されている薬局が一般的ですよね。

多くの人数がいる職場であれば、1人や2人は気の合うスタッフもいる場合が多いですが、少人数だと年齢層が近い人も少なく、考え方が合う人も一人もいない、なんてこともありえます

これも薬局の人間関係がうまくいかなくなる要因になりえますよね。

③はちょっとわかりにくいかもしれませんが、例えば薬剤師が複数いる場合に、誰が調剤して、誰が監査して、誰が投薬して、、、くらいまでは決まっているケースもあるかもしれませんが、細かい雑用とか、デスクワーク系の仕事とか、なんとなくいつも自分がやることになっている、なんて感じると不満がたまっていきますよね。

そのあたりの役割分担がはっきり決まってなかったり、不公平だったりすると不満が溜まって人間関係にも影響することがあると思います。

④は、もうそのままです。

問題児がいるととにかく人間関係が悪くなる。逆に問題児以外のメンバーが結託して仲良くなるなんてケースもありますけどね。

でもその問題児がパワーバランス的に上位にいることが多いんですよね(笑)。

パワーバランス的に上位にいるからこそ、問題児的な面が露呈してくるのかもしれませんがね。

何れにしても人間関係が最悪な職場は問題児が一人か複数人はいるのが多いですね。

薬局にこんな人いるよね|人間関係を損ねている原因はこんな人

前述の④問題児について、こんな人が良く薬局にいるよね、というものです。

お局系の薬剤師

なぜか管理薬剤師やエリアマネージャーとかよりも偉そう。

自分は責任取りたくないけど、自分の思い通りじゃないと嫌。気にくわいない人は徹底的に追い詰める。良いか悪いかは自分基準。

新しいことはやりたくない。法律が変わっても、今まで通りのことしかしない。

自分がルール、自分の考えが正しいと勘違いしている薬剤師

自分が考えいることを他の人も全く同じと考えている薬剤師。

自分が正しいと思っていることが絶対的に正しいと勘違いしている薬剤師。

物事を客観的に捉えられない。

ちょっと忙しいとすぐに不機嫌になる薬剤師

2、3人待っている程度で不機嫌になる。

本部からのデスクワーク的な仕事をちょっとでも抱えると不機嫌になる。

調剤ミスを指摘するとさらに不機嫌になる。

投薬まで時間がかかった理由を、他のスタッフのせいにして患者さんに説明する。

面倒な処方・患者さんが来ると知らないふりをする薬剤師

特定の患者さんが来ると忙しそうにする。

自分の好きじゃない患者さんが入ってくると不機嫌になる。

その患者さんの服薬指導に当たらないようにする。

その患者さんが帰った後に、服薬指導に当たった薬剤師にダメ出しをする。

無責任な薬剤師、人のせいにする薬剤師

薬が不足している場合や発注ミスと思われる時、とにかく人のせいにする。原因を探ってくと実はその人が原因というオチも。。。

事務さんの入力ミスや他の薬剤師のピッキングミスに気づかず監査・投薬し、ひたすら事務さんのせい、調剤した薬剤師のせいにする。

薬局の人間関係を改善する方法、対処法

みなさんどうやって改善してますか?対処してますか?

参考にならないかもしれませんが、一応考えました。

その結果、以下の3つしかない!という結論に達します

①相手の態度や考え方を変える
②自分の態度や考え方を変える
③人間関係を物理的に変える

①相手の態度や考え方を変える

これは割と難易度が高いです。

相手が自分のことをちょっと勘違いしていて、それを正していくとかなら、少し時間をかければ改善できるかもしれません。

でも、相手側に根本的な原因がある場合はなかなか難しいですね。

可能性があるとしたら、自分の方が立場的に偉い。能力や知識も自分の方が高い。できれば年齢も自分が上。社歴も上。

これくらい条件が揃っていれば人間関係がうまくいっていない相手を変えることができるかもしれません。

いずれにしても、労力と時間が少しかかる対処法と言えます。

②自分の態度や考え方を変える

たぶん、みなさんが一番やっているのがこれだと思います。

相手を変えるより自分が変わる方が100倍早い

これで我慢できる範囲なら問題ない。これで状況を改善できるなら儲けものかも。

実際の具体的な対処法として、以下の記事で例をあげています。

薬剤師の対人スキルをあげて薬局の人間関係を改善する方法|4つのタイプ分けをするだけで変わる…かも

ただ、上記の記事でも最後に触れてますが、これって結局自分が我慢することでもあります。

即効性がありますが、根本的な原因を解決しているかと言われると微妙なところです。

③人間関係を物理的に変える

これが一番楽で根本原因を取り除く方法です。対症療法じゃなくて原因療法です。

物理的に変えるをもう少し具体的に言えば、シフトを変える、配属を変える(異動する)、職場を変える(転職する)、などですね。

物理的に合わない人との人間関係を断ちます。本当に変えたいなら、これが一番確実です。

もちろん多少気が合わないくらいで、職場を変えてたらきりがありません。時には我慢が必要な時もあります。

しかし、実際問題として、性格が全く合わない人も存在しますし、その人の性格を変えようとしても人間なかなか変わらないのが現実でしょう。逆に自分の考え方を変えるのも大変だったりストレスだったりします。

もちろん、異動や転職はその先にもいろいろな面倒が待ち受けているかもしれません。しかし、良好な人間関係が待っている可能性も十分あります。私の場合は、異動や転職で比較的状況が好転するケースが多かったです。

どの対処法を優先して実践するべきか

上記で挙げた対処法ですが、①〜③の対処法を同時に全てやるのが良いでしょう。どこで結果が出るかはわからないので、なるべく多くのことを変えるよう働きかけたほうが効果的です。

ただ、①〜③を全てやる気力はない、という場合は、③を優先して良いでしょう。

③の具体的な手順は、人事権のある人にシフト変更や異動の希望を伝えることと、求人サイトに登録だけしておくことです。

シフト変更や異動については、実施されるまで時間を要することがあるので、なるべく早めに伝えておくのが良いでしょう。

求人サイトへの登録は、あまり労力を要しないので、こちらは今すぐにでもやっておきましょう。求人サイトへ登録すると、数多くの好条件の求人を目にすることができます。今の人間関係が解消され、悩みから解放してくれる職場が多くあることが実感できます。

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