消毒薬の種類と一覧|ノロウイルスやインフルエンザウイルスに効くものは

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消毒薬の分類、一覧、ノロウイルス、インフルエンザウイルスに効果がある消毒薬についてまとめました。

消毒薬の種類と一覧

特に冬場になると、消毒薬についても患者さんから聞かれることがありますね。ノロウイルスやインフルエンザウイルスに効くのはどれか、、、など。

消毒薬はの分類のおさらいですが、高水準、中水準、低水準という分類で分けられ、日常生活において、一般的に使用するのが中水準、低水準の消毒薬となります(高水準は医療器具などに使用)。

主な消毒薬は以下の通り。

分類 消毒薬
高水準 グルタラール
フタラール
過酢酸
中水準 次亜塩素酸ナトリウム
ポビドンヨード
アルコール
低水準 クロルヘキシジン
塩化ベンザルコニウム
塩化ベンゼトニウム
両性界面活性剤

 

❕付録1:薬剤師クイズ 〜新人薬剤師の退職理由〜❕

一年目で辞めてしまった薬剤師にアンケートを実施した結果、退職理由で最も多かったものはどれ?

A. 勤務時間やシフトの不満
B. 業務内容の不満
C. 人間関係の不満
D. 給与面の不満

ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムが推奨

冬場に流行するウイルスの一つであるノロウイルスですが、推奨されるのは次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系の消毒薬です。

エタノールなどのアルコール系でも一定の効果を得られるという報告もありますが、現在も確実をきす場合は次亜塩素酸ナトリウムが安全といえるでしょう。

次亜塩素酸ナトリウムを含む市販の消毒薬がピューラックス、ミルトンなど。

なお、最近流行っている次亜塩素酸水の製品については、正直効果はあると個人的には思いますが、次亜塩素酸ナトリウムとは全く別物であり、必ずしも効果が検証されていないというのが、一般的な見解のようです。なので、患者さんには積極的にはお勧めできないかも。

インフルエンザウイルスにはアルコール系でも

インフルエンザウイルスにも次亜塩素酸ナトリウムなら確実、エタノールやイソプロパノールのアルコール系でも大丈夫とされていますね。

ベンザルコニウムや両性界面活性剤系はやや効果が限定的となるため、おすすめはしないようにしましょう。

❕付録2:薬剤師クイズ 〜辞めた後の問題〜❕

一年目で辞めてしまった薬剤師へのアンケートで、「退職後に問題になったこと」で最も多かった回答はどれ?

A. 転職先で経験や技術が不足していると感じた
B. 給料が下がった
C. その後も転職を繰り返すようになった
D. 特に問題になることはなかった

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