薬剤師で仕事が暇すぎる場合は何をすれば良いか

1. 転職・職場

薬剤師で仕事が暇すぎる場合の対策について考察してみました。

薬剤師で暇すぎるのは割と貴重

薬剤師になったは良いけど、暇すぎる状態というはそれはそれで辛いものです。

私自身も以前の職場で経験がありますが、暇すぎるとふとしたときに急に将来が不安になったりしました。

しかし、薬剤師で仕事が暇という状態は現在では割と貴重です。近年は薬剤師も多くの仕事を抱えるのが一般的であり、忙しすぎると感じる人の方が多数派のようです。

したがって、仕事が暇すぎるのであれば、その状況を利用して、色々なことを調べておくと良いでしょう。

薬局であればこれらの経験をしておくべき

薬剤師の中でも薬局勤務であれば、暇な時間には以下のようなことについて調べて、できれば実際に経験しておくのが良いでしょう。

・かかりつけ薬剤師指導料
・在宅患者訪問薬剤管理指導料
・服薬情報等提供料
・外来服薬支援料
・服用薬剤調整支援料
・健康サポート薬局

上記の内容は今後、国が重要視していく可能性が高い業務や加算です。

これらの内容について詳しく見ていきましょう。

かかりつけ薬剤師指導料

かかりつけは間違いないく今後も薬剤師業務の軸となる業務です。

今後はかかりつけを取れない薬剤師は肩身が狭くなる可能性が高いです。

まだかかりつけ薬剤師を経験していない場合は、取得できるように進めていくのが良いでしょう。すでに経験している場合も、より件数を多くする方法を考え実施するのが良いでしょう。

在宅患者訪問薬剤管理指導料

在宅も今後さらに重要視されてくる業務です。介護保険の場合は居宅療養管理指導ですね。

社会の高齢化に伴い、嫌でも需要が増してくる業務です。

これらの業務を理解し、経験しておくことは薬剤師として大きな武器となります。

服薬情報等提供料

2018年の調剤報酬改定で少し変更がありました。

薬剤師の対人業務の一つとして、重要視されている傾向があるため、こちらもなるべく多く算定の経験を積んでおくと将来役に立つでしょう。

外来服薬支援料

外来服薬支援料も薬剤師の対人業務として、今後需要が増えてくるであろう業務の一つです。

高齢者が増えるにあたり、他の薬局でもらった薬も含めた薬の整理は今後重要になる業務です。

ルールが少し細かいため、細かく調べ、実際に実践しておくとなお良いでしょう。

服用薬剤調整支援料

2018年の調剤報酬改定で新設された業務です。

薬剤師の専門性を発揮できる業務の一つと言えますが、医師とのコミュニケーション面ではかなりハードルの高い業務です。

しかし、薬剤師の対人業務が重要視される中で作られた加算であるため、今後も重要視される可能性が高いです。

実際に算定するにはかなり難しいため、1件でも実績を作ると貴重な経験となるはずです。

健康サポート薬局

健康サポート薬局も今後重要視されてくるであろう制度の一つです。

研修等でかなりの時間が必要となりますが、これからの時代にあった制度と言えます。

OTCについても同時に知識が必要となるため、OTCについても併せて勉強しておくのが良いでしょう。

薬局薬剤師でなくても上記内容は知っておく

上記は薬局薬剤師や、ドラッグストアで調剤をしている薬剤師が調べておくと良いものです

しかし、例えば病院薬剤師の人や企業で働いている薬剤師の人も、今後、薬剤師として調剤をやる可能性がある場合は、知っておくべき内容です。

実際に経験することはできませんが、制度や調剤報酬の内容を知っておくだけでも時代の流れを把握できるため、調べておいて損はないでしょう。

求人情報も調べておく

薬剤師で暇な人は業務の情報以外に、求人情報も調べておきましょう。

前述した通り、現状で仕事が暇な薬剤師は比較的珍しいです。

薬剤師が働く薬局、ドラッグストア、病院、企業などは、いずれも経営が難しくなっていることが多く、今の暇な状態が続くことはないかもしれません。

突然忙しくなって無茶な要求をされたり、もしくは経営が悪化して職場がなくなってしまうという可能性もあります。

そのような時のために、求人サイトに登録だけはしておくようにしましょう。

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