ステロイド外用剤の先発とジェネリック|強さごとの一覧表

15 皮膚科

ステロイド外用剤について、一般名に対する先発医薬品とジェネリック医薬品の一覧表をまとめました。

ステロイドの強さごとに分けています。ステロイド外用剤は、一般名が長く、同じ様な成分名でもエステルによって強さが変わったりするので注意が必要です。

また、ジェネリックの名称が一般名(成分名)でなく、ジェネリックでもブランド名がついているケース(リンデロン→デルモゾールなど)が多いため、覚えるのにも注意が必要です。

I群strongest(最も強い)

成分名(一般名) 区分 製品名 軟膏 クリーム ローション その他
クロベタゾールプロピオン酸エステル
デルモベート
グリジール
クロベタゾールプロピオン酸エステル「タイヨー」
デルスパート
デルトピカ
マイアロン
マハディ
ソルベガ
ジフロラゾン酢酸エステル
ジフラール
ダイアコート
アナミドール
ジフロラゾン酢酸エステル「YD」
カイノチーム

II群very strong(かなり強力)

成分名(一般名) 区分 製品名 軟膏 クリーム ローション その他
アムシノニド ビスダーム
ジフルコルトロン吉草酸エステル
テクスメテン ※1
ネリゾナ ※2
アルゾナ ※1
ジフルプレドナート
マイザー
スチブロン
サイベース
ジフルプレドナート「KN」
フルオシノニド
トプシム ※3
グリコベース
シマロン ※4
フルオシノニド「YD」
フルオシノニド「テイコク」
ソルニム
ベタメタゾンジプロピオン酸エステル
リンデロンDP ※5
デルモゾールDP
ヒズボット
ダイプロセル
ディーピーポロン
ベタメタゾンジプロピオン酸エステル「YD」
ベタメタゾンジプロピオン酸エステル「テイコク」
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル
アンテベート
アンフラベート
サレックス
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル「JG」
モメタゾンフランカルボン酸エステル
フルメタ
マイセラ
フランカルボン酸モメタゾン「イワキ」
酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン パンデル

※1 ユニバーサルクリーム
※2 ユニバーサルクリーム、ソリューション
※3 Eクリーム、スプレー
※4 ゲル
※5 ゾル

III群strong(強力)

成分名(一般名) 区分 製品名 軟膏 クリーム ローション その他
デキサメタゾン吉草酸エステル ボアラ
デキサメタゾンプロピオン酸エステル
メサデルム
デルムサット
プロメタゾン
メインベート
デプロドンプロピオン酸エステル
エクラー ※6
アロミドン
フルオシノロンアセトニド
フルコート ※7
フルオシノロンアセトニド「YD」
フルオシノロンアセトニド・
フラジオマイシン硫酸塩軟膏
フルコートF
デルモランF
ベクロメタゾンプロピオン酸エステル ベクラシン
ベタメタゾン吉草酸エステル
ベトネベート
リンデロン-V
デルモゾール
ベタメタゾン吉草酸エステル「トーワ」
ケリグロール
ノルコット
ベタメタゾン吉草酸エステル「YD」
ベタメタゾン吉草酸エステル
・ゲンタマイシン硫酸塩
リンデロン-VG
デキサンVG
デルモゾールG
ベトノバールG
ルリクールVG
ベタメタゾン吉草酸エステル・
フラジオマイシン硫酸塩軟膏
ベトネベートN

※6 プラスター
※7 外用液、スプレー

IV群medium(中程度)

成分名(一般名) 区分 製品名 軟膏 クリーム ローション その他
アルクロメタゾンプロピオン酸エステル
アルメタ
ビトラ
タルメア
クロベタゾン酪酸エステル
キンダベート
キングローン
キンダロン
クロベタポロン
パルデス
クロベタゾン酪酸エステル「YD」
クロベタゾン酪酸エステル「テイコク」
デキサメタゾン
デキサメサゾン0.1%「イワキ」
デキサメサゾン0.1%「サトウ」
オイラゾン(0.05%、0.1%)
デキサメサゾン0.1%「イワキ」
デキサメタゾン0.1%「マヤ」
デキサメサゾン0.1%「ニッシン」 ※8
デキサメタゾン・脱脂大豆乾留タール グリメサゾン
トリアムシノロンアセトニド
レダコート
ノギロン
トリシノロン ※9
ヒドロコルチゾン酪酸エステル ロコイド
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
リドメックスコーワ
スピラゾン
ユーメトン
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル「YD」

※8 エリキシル
※9 ゲル

V群weak(弱い)

成分名(一般名) 区分 製品名 軟膏 クリーム ローション その他
プレドニゾロン
プレドニゾロン「YD」
プレドニゾロン「タツミ」
プレドニゾロン「テイコク」
プレドニゾロン「マヤ」
プレドニゾロン「マイラン」

より詳しい情報はポータルサイトでも

今回の記事のような、薬剤師の専門情報はネット検索でもなかなか見つからなかったりします。

より詳しくまとまった情報は、薬剤師のポータルサイトを活用するのも選択肢です。

無料で使える大手の薬剤師ポータルサイトだとm3.com日経DIの2種類が有名どころですね。

m3.comは業界ニュースの他にも、薬剤師掲示板の機能があり、通常のネット検索では見つからないような情報、他の薬剤師の考えなども知ることができます。

閲覧だけでも勉強になりますが、もちろん自分で質問をして回答をもらうこともできます。

m3例

上記はm3.comの薬剤師掲示板の一例です。

日経DIも業界ニュースが読みやすい形で配信されています。こちらは薬剤師掲示板の機能はありませんが、処方薬辞典など使いやすいコンテンツがあります。

ちなみに登録完了までは、1〜2分かかるので、正直少し面倒くさいです。勤務先とかも入力する必要があるので。

しかし、今やらないと後ではもっとやる気にならないので、メリットを感じる場合は今、登録しても良いでしょう。

デメリットとしては、ニュースメールとかが来るようになります。登録するメールアドレスはご注意ください。

勤務先情報を登録しますが、勤務先に電話とかがかかってきたり、本人確認が来ることはないでその点は安心してください。

薬剤師掲示板が便利/m3.comの登録ページへ移動する

 

スポンサーリンク
15 皮膚科
ヤクサキ 薬剤師その先へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました