プレドニンを朝昼で使用する理由|経口ステロイドを夕食後や就寝前に使用しない理由は

プレドニンなどの経口ステロイドは分2の場合でも朝夕でなく、朝昼で処方されることがあります。

この理由について確認していきます。

プレドニンの用法・用量について

まず添付文書の用法用量は以下の通り。

通常,成人にはプレドニゾロンとして1日5〜60mgを1〜4回に分割経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減するが,悪性リンパ腫に用いる場合,抗悪性腫瘍剤との併用において,1日量として100mg/m2(体表面積)まで投与できる。
川崎病の急性期に用いる場合,通常,プレドニゾロンとして1日2mg/kg(最大60mg)を3回に分割経口投与する。

プレドニン錠5mg 添付文書

特に用法用量で、夕食後や就寝前に使用しないとかの記載はなし。

プレドニンや経口ステロイドが朝昼食後で処方され、就職後や就寝前でない理由

わかりやすい資料は大阪市立大学医学部附属病院の「ステロイドについてQ&A」。

体内で作られるステロイドが、朝に多く分泌されることが知られており、薬物治療でステロイドを使う際もそのリズムに合わせた方が効果的となるため。

また、この体内リズムも関連しているが、夕食後に使用すると、寝つきが悪くなることも知られている(東京医科大学八王子医療センター)。

これらの理由から、プレドニンなどの経口ステロイドは、朝食後の分1や、朝昼食後の分2などの処方が多く、夕食後や就寝前は避けられる傾向がある。

プレドニンが夕食後や就寝前に処方されていたら疑義照会するべきか

添付文書の用法用量で確認したように、夕食後や就寝前に処方していけないわけではない。

あくまで医師の裁量で決められ、患者さんに合っていると考えられれば、夕食後、就寝前でも処方されているケースは見かける。

したがって、プレドニンなどの経口ステロイドが夕食後、就寝前の処方でも疑義照会は必ずしも必要ないと思われる。

ただし、継続している患者さんで不眠を訴える人や、初回の人で不眠を心配する人などは、前述の理由から、一度くらい疑義照会をしてあげても良いかもしれない(もちろん医師との信頼関係の度合いにもよりますが)。

患者さんへの説明は

朝昼食後で処方される際に、たまになぜこの飲み方と聞かれることがある。

説明はそのまま、体内リズムに合わせて一般的な使い方と説明すれば結構納得してもらえる印象。

もし、夕食後、就寝前で処方があっても、不眠になる可能性をあまり強調する必要はないと思われる。それが気になって不眠につながるかもしれないし。使い始めて気になることがあればご相談くださいくらいにしとくのが良いか、、、少し悩むところですね。

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