デエビゴが発売|ベルソムラとの違いや承認日、薬価、名前の意味など

オレキシン受容体拮抗薬の2種類目となるデエビゴ(一般名:レンボレキサント)がエーザイより発売となりました。

ベルソムラとの違いや、発売日、承認日、薬価、名前の意味など見ていきます。

デエビゴの特徴|ベルソムラとの違いは

デエビゴの一般名はレンボレキサントです。ベルソムラの一般名スボレキサントと似ていることからも、同じオレキシン受容体拮抗薬ということがわかりますね。

ベルソムラとの違いについてまずは作用機序から。

オレキシン受容体のサブタイプ(OX1R、OX2R)のうち、デエビゴはOX2Rへの親和性がより高い。オレキシン2受容体の方がノンレム睡眠の抑制にも関与するということなので、より眠りの質を改善できるといったところか。

そしてベルソムラとの大きな違いが相互作用。代謝にCYP3Aがかかわるものの、ベルソムラのように併用禁忌はなし。この違いは薬剤師ならかなり大きいと感じるはず。

何よりクラリスロマイシンなどの併用が恐ろしいのがベルソムラだったので、この点がクリアされているデエビゴはそれだけで存在価値が半端ない。ただし、代わりに 重度の肝機能障害のある患者が禁忌となるので要注意。

空腹時使用などの条件はベルソムラと一緒。

高齢者が慎重投与でない点もデエビゴはメリットと言えるかも。

デエビゴの発売日と承認日

デエビゴの承認は2020年1月(承認日は1月23日)。

現時点では発売日は未定。

発売は通常、ピカ新の場合は承認から2ヶ月くらいが一般的なので3月〜4月くらいの予想。

投与日数制限と長期処方の解禁日

新しい成分なので発売から1年は14日投与制限が入るでしょう。

長期処方の解禁は1年後なので2021年の3月とか4月とかになりそうですね。

名前の由来は

みなさん気になっているだろうデエビゴの名前の由来。

Day(日中)+Vigor(活力)+Go(ready to go)が名称の由来である。

デエビゴ インタビューフォームより

ん?dayならデイビゴかデービゴじゃないの?なぜに「デエ」にした?

ちなみに英語表記は「dayvigo」。やっぱデイビゴじゃん!

まぁその辺りはメーカーが決めることですしね。カタカナは日本だけだから良いのかな。

デエビゴの薬価

現時点ではまた薬価未収載です。

個人的な予想はベルソムラの15mgとデエビゴの5mgがおおよそ同じ薬価になると思われ。

ベルソムラ錠15mgが1錠90.8円なのでおそらくこれくらいでしょう。

デエビゴの用法用量

デエビゴは通常用量が5mg。飲むのは当然、就寝前に。

通常、成人にはレンボレキサントとして1日1回5mgを就寝直前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日1回10mgを超えないこととする。

デエビゴ 添付文書

ちなみに規格は以下の3種類。ベルソムラと規格の数は同じですね。

・デエビゴ錠2.5mg
・デエビゴ錠5mg
・デエビゴ錠10mg

デエビゴの服薬指導

デエビゴの服薬指導ですが、ベルソムラと比べるとだいぶ簡単になりそうです。

禁忌をクラリスとかとの禁忌を説明しなくて良いのは本当に大きい(それでも併用注意ではありますが)。

あとはアルコールとかはもちろん注意、空腹時使用あたりは言っといて良いかもですね。

作用機序聞かれたら、脳内の覚醒物質の作用をブロックして眠りをもたらす、くらいかな〜と思っています。

ベルソムラとの違いを聞かれたら、ブロックする部分の比率が少し違う、、、とか、、、ちょっとわかりにくいですね。ブロックする部分の得意なところが違うとかかな。。。まぁそこまで突っ込んでくる人は少数でしょう。

調剤報酬改定2020は不正請求をしないように

2020年4月から新しい調剤報酬がスタートしますが、対人業務に着眼点がシフトしてきており、今までの調剤報酬と毛色が違ってきている内容もあります。

レセプトも厳しくなってきている中で、曖昧な基準で加算をし、算定要件を満たさないと不正請求とも判断されかねないので、正確な内容の把握が必要です。

新たな調剤報酬の内容の詳細を、わかりやくまとめて確認する場合は、薬剤師のポータルサイトの利用が一般的です。

m3.com:エムスリー株式会社が運営
日経DI:株式会社 日経BPが運営

大手だと上記の2種類ですが、情報の偏りをなくす意味でも複数利用するのが良いでしょう。

なお、いずれも会員登録が必要ですが、無料で使えます

m3.comは業界ニュースの他にも、薬剤師掲示板の機能があり、個々の加算の具体例や、現場の薬剤師が疑問に思うことなどが日々議論されています。

閲覧だけでも勉強になりますが、もちろん自分で質問をして回答をもらうこともできます。

日経DIも業界ニュースが読みやすい形で配信されています。薬剤師掲示板の機能はありませんが、処方薬辞典などこちらも使いやすいコンテンツが無料で使えます。

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今後は、これらの薬剤師ポータルサイトなどを利用して自分の中でしっかりとした算定基準を持つことをが必要です。レセプトの返礼の嵐なんてことにならないようにしっかり継続学習しましょう。

それぞれの公式登録サイトは以下の通りです。

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