消費税10%引き上げによる2019年10月の調剤報酬改定と薬価改定

薬局薬剤師のみなさん、またあの季節がきます。そうです、薬価改定です。

今年はイレギュラーな10月です。在庫を絞りに絞ってる薬局、傍観している薬局、様々かと思いますが、薬価だけでなく調剤報酬も一部変わるので整理していきましょう。

2019年10月の調剤報酬改定について

調剤報酬については、調剤基本料が1点上がるのと、一包化加算が上がります。ほとんどの店舗で関係あるのがこの2点。

無菌製剤処理をやっている薬局は無菌製剤処理加算、かかりつけ薬剤師で包括の方をとっている場合はこれも点数が上がります。

参考:中央社会保険医療協議会 総会(第407回) 議事次第 資料

どうにも微妙な上がり幅ですね。まぁ上がらないよりはいいのかもしれませんが。

患者さんによっては値段が上がったと食いついてくる患者さんもいるので、どのくらい上がったかという点と、上がった理由を自分の中で整理しておいた方が良いですね。

まぁ消費税増税に伴う場合は説明も比較的しやすい方でしょう。

自分の場合は、「消費税が上がったので、保険点数の見直しも行われたため、お会計影響があります。」くらいの説明をするつもりです。

2019年10月の薬価改定について

薬価も変わります。在庫絞るのがついらですね。。。

薬価の方は、消費税の2%分の上乗せも実施すると同時に、市場での流通価格に沿った恒例の引き下げもするため、全体では引き下げになるとのこと。

まぁ薬価が高くなる方が患者さんへの説明が大変になるので、引き下げの方が良いのですかね?ただ、薬価差益ではまた儲けにくくなりますね。

資料としては、中央社会保険医療協議会総会の第403回 (平成30年12月12日)がわかりやすいかも。

参考:中央社会保険医療協議会 総会(第403回) 議事次第 資料

下がり幅はそれぞれの薬ごとに大きく変わるかと思うので、実際の新薬価がでたらまた注目ですね。

2020年4月も予定通り改定の予定

まじっすか!ですね。

半年で2回も薬価改定があるとは。。。

参考:ミクスonline 厚労省 消費増税に伴う薬価改定「10月実施」方針固める

個人的に大事だと思うのは、特にお会計を細かく気にする患者さんには調剤報酬や薬価が変わることを事前に啓蒙しておくこと。

変わった後に初めて説明するとそんな話初めて聞いた、とかで絡まれたりしますからね。

あとは、後発品加算や、地域支援体制加算などを年の途中で変更する可能性がある場合は、4月以外に費用が変わる可能性があることを予め伝えとくのも必要ですね。

国が定めた保険点数の基準を満たすと、薬局での費用が変わる、、、くらいの説明をしとくのが良いですかね。

調剤報酬改定2020の詳細は薬剤師ポータルサイトでも

2020年4月から新しい調剤報酬がスタートとなります。

より詳細な情報を確認したい場合は薬剤師のポータルサイトなどでわかりやすく解説しています。

大手の薬剤師ポータルサイトだと以下の2種類が有名どころです。

m3.com:エムスリー株式会社が運営
日経DI:株式会社 日経BPが運営

どちらも会員登録をすると基本は無料で利用できますので両方に登録するのがおすすめです。

m3.comは業界ニュースの他にも、薬剤師掲示板の機能があり、個々の加算の具体例や、現場の薬剤師が疑問に思うことなどが日々議論されています。

閲覧だけでも勉強になりますが、もちろん自分で質問をして回答をもらうこともできます。

日経DIも業界ニュースが読みやすい形で配信されています。薬剤師掲示板の機能はありませんが、処方薬辞典などこちらも使いやすいコンテンツが無料で使えます。

m3.comで登録する情報>
・好きなログインID、パスワード、氏名、生年月日、性別、メールアドレス
・医療資格(「薬剤師」を選択)
・勤務先名と都道府県

日経DIで登録する情報>
・メールアドレス、パスワード、氏名、生年月日、性別
・医療資格(「薬剤師」を選択)
・勤務先名、住所、連絡先
・国家資格取得年 等

どちらも無料で簡単に登録できるので試してみてください。

m3.comの登録ページはこちら

日経DIの登録ページはこちら

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする